- 2010-05-05 (水) 17:57
- 雑記
2007年の1月。
私はWiiを購入した。何の期待もせず、ただ買っただけだった。
なぜWiiを選んだのか?
それは友人が購入したから。そして他の二つに対して更に興味がなかったから。それだけである。
Wiiが家に来て2ヶ月が過ぎた頃、この機械の性能が同世代のコンソール機に劣っていることを知った。
同時に、この白いおもちゃに対する期待が生まれ始めた。
私は限りない大作志向にうんざりしていたのだ。
この不格好な白いおもちゃならそれを変えてくれるかもしれない。
ばかばかしいGameを出してくれるかもしれない。変な話だが、そう思った。
月日流れて09年秋。
不満も少なからずあったものの、発売されたソフトたちは私の欲求を満たしてくれた。
その頃、世間ではWii Fit(plus)が発売されていた。
Wii Fit PlusはバランスWiiボード(通称板)という拡張機器を使って遊ぶゲームである。
板はプレイヤーが乗ることで反応し、体重や重心移動を検知する。
おかしな機械だなと思った。
そしてこのような奇怪な機械が人気だということはもっと変だった。
「どんなものなんだろう?」確かめて見ようと思った。
・感想
最初はせいぜい運動のきっかけにでもなればいい。と考えながら遊んでいた。
体重を量り、簡単なゲームで遊び、運動をする。
毎日体重を量っているとウィーボくんというキャラクターが褒めてくれる。
日々の結果は記録される。
逆に忘れた次の日にはウィーボくんが「昨日はどうしたんデスか?」とか言ってくる。
一日の消費時間が一定量を超えると祝いの演出が入る。
日々の消費熱量がある量に達すると架空の貯金箱が豪華になってゆく。
いつの間にか、連続して続けられないと悔しく思うようになり、変わる貯金箱のために消費熱量を増やしたくなった。
私は気がついた。
このゲームは恐るべき常習性を孕んでいるのだ。
まるで世に出回るMMOのように。
正直に言ってこのゲームが表示する消費熱量はほとんど信用できない。
よく考えてみれば、板とコントローラーだけで身体全体の動きを把握するのは無理がある。
だが俺にそんなことは関係ない。
カロリーという現実的な単語が、ゲームを遊ぶことが何かの役に立っているように思わせてくれるのだ。
この常習性によってこのゲームは一部のプレイヤーに運動するきっかけを与えてくれるだろう。
これは良いことだ。しかし危険だ。
売れるのも理解できた。
・まとめ
毎日体重を量りたい人にはおすすめだ。
常習性がうまく働けば計り忘れることはなくなるだろう。
動作には単3電池が4本が必要である。注意しよう!
なぜ今回は画像が無いのか。それはキャプチャーボードがどっかにいったからである。
見つかったらそのうち貼るかもしれない。
(しかし同じようなことを言ったSins攻略記事にはまだ画像がない。)
○外部リンク
公式サイト
○関連記事
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杖を継ぐもの(タクトオブマジック雑感)
お菓子は甘いが・・・?コルルトの匙悪魔 感想と紹介
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