学園記(Hanako Games Golden Value Pack)

先々月くらい。俺はHanako GamesのGolden ValuePackを購入した。
Hanako Gamesは日本に影響を受けたRPGや恋愛ゲームを作ったり販売している英国の独立系メーカーだ。
そしてこのGoldenValue Packはそこの旧作–Charm School, ClassroomChaos, SummerSchool, Pentagrapy–のいわゆる詰め合わせである。
今回はこれらのゲームに関する感想を書いていこうと思う。

・ClassRoom Chaos

classRoom chaos image

シンプルなクリックゲームにちょっとの作戦性を加えたもの。

生徒の様子を見張り、サボったり居眠りしている生徒がいたらそいつを素早くクリックして叩く(!)。
するとそいつは真面目に授業を受けるようになってくれる。
生徒はそれぞれ科目の好き嫌いや友人関係などのステータスを持っていて、それの条件が悪いとサボったりしやすくなってしまう。
大量の生徒が一度にサボりだすと最早クリックだけでは追いつかなくなるので、それを管理画面での席替えや科目の調整でなんとかするのだ。

7日間が過ぎるとゲームは終了。
各生徒がどれだけ学習できたかによってスコアが表示される。
果たしてどれだけの生徒にうまく授業を受けさせることができるだろうか!?

生徒の情報(友人や好きな科目など)がテキストで示される上に一人ずつしか見られないため覚えにくい。
アイコンかなにかで提示してくれればあり難かった。
必死でクリックしないといい結果は得られないのでAIMの練習にはなる。

charm school img

・Charm School
教師となって3人の魔女の卵を指導する。
プレイヤーはそれぞれの行動を決定し、彼女らのステータスを成長させていく。
あと、学校の運営費を稼がせたり。
キャラクターが3人であることを除けばCute Knightの原型のような感じ。

ミニゲームの豊富さやステータスによって変わるエンディングのおかげで最初のうちは楽しく遊べたが、如何せんゲーム自体が単純過ぎて飽きは早かった。
方向性はこのままで内容を練り込めばかなり面白いものになりそうだ。・・・ってそれがCute Knightシリーズ?

summerschool_girls img

・SummorSchool Girls
大学のサマースクールを舞台にしたアドベンチャー。目的は同室生と仲良くなることである。
実はゲームが始まる前の選択肢で攻略対象が確定してしまうので攻略は楽・・・と思いきやエンディングへの道はそこそこ厳しい。
何度もプレイして選択肢を覚えないと辿りつけないのでやり応えがあって楽しい。

立ち絵は作中の一枚絵と比較すると見栄えは良いほうだ。
いないと思うが絵には絶対に期待してはいけない。

公式に”現代における10代の問題を提示してる事から10歳以上対象”と書かれているように少々きつい展開も含まれていて、それは確かに問題を真面目に提示していた。
こういったゲームにおいてはあまり取り扱われないようなテーマを扱ったことに対して感心した。
(そうすることができたのはこれが恋愛ゲームでないからかもしれない。)

pentagrapy img

・Pentagrapy
文中の空白に合う5文字の英単語を入力することで敵と戦うRPG。
英単語を覚えるのには役立つ。難しい!
Level3より先に進むことが出来なかった。

・総合
Demoを試して分かっていたことだが、やはりどれも実験作だ。
思うに、これらはこのようなゲームがあまりなかったため受け入れられたのだろう。
よほど何かに固執する訳–Hanako Gamesの歴史を辿りたいとか–がなければ選ぶ必要はない。

もし興味を持った人は全てのDemo版を試した上でよく考え、納得した上で購入して欲しい。
そうすれば後悔することはないだろう。

・・・今気がついたが、どれも学校を舞台にしたゲームだ。

補足情報:
SummerSchool GirlsはFatal Heartsと同じく、Windowsの地域設定から日付や時間の形式を英語にしないと正常に動作しないことがある。
起動するときは注意!


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