宝珠の迷宮

rorrop gem z title

先日、Rorrop Gem Zがリリースされたので、プレイしてみた。
reve au laitという謎に満ちた制作チームによって作られている、パズルゲームのシリーズの最新作である。
理由はよく分からないのだが、いつ頃からかプレイしているシリーズである。

シリーズと書いたが、ジャンルがパズルであるとうことを除けば、それぞれのシステムは異なる。
一作目は大砲を撃ちまくるゲームであったし、二作目は色の付いた玉を転がすゲームだった。
明確な接点は、同一の世界を舞台にしており、主役として魔女の女の子が登場することくらいである。

そしてこの3作目は…簡単に言えば、ベルトコンベアで運ばれてくる色つきの宝石を、その経路を弄って、指定されたチェックポイントに到達させるゲームである。

rorrop gem z puzzle

ゲームが始まると、画面の上から輝く宝石が流れてきて、画面に配置された矢印マスの向きにならって勝手に流れていく。
矢印はクリックすることで回転させることができるので、これを操作して宝石を導くというわけだ。

色の付いた宝石は3つ並ぶと消滅する。
大抵のパズルゲームの目的は同じ色の物体を消すことだが、このゲームでは逆に、宝石を消してしまうとペナルティを受けてしまう。
つまり、同じ色が並ばないような経路を作らなくてはならないのだ。

プレイヤーは、地下迷宮を象ったマップから、部屋を選択することでパズルに挑戦できる。
パズルをクリアすると、その部屋は解放され、ダンジョンの奥地へと進めるようになる。
これを繰り返していき、迷宮のどこかに封じられた素晴らしい宝石を集めることが、ゲームの最終目的である。

本作はちょっと面白い特徴を持っている。

rorrop gem map

このゲームは、基本的にインターネットサーバーへ接続しながらプレイする。
オフラインで遊べるのはチュートリアルだけであり、ストーリーもまたオンライン状態でのみ展開される。(DQ10の話ではない)
ただ、オンラインだからといって、他のプレイヤーとの交流や対人戦があったりはしない。

オンラインでは、特定のアイテムを使うことで、解放した部屋に、自分の作ったしたパズルの設置できるようになる。
部屋には、占有するプレイヤーのスコアを増幅したり、迷宮で手に入れたアイテムを保管したり効果がある。
そしてだ…他のプレイヤーは、設置されたパズルをクリアできるまで、その部屋を通行できなくなってしまうのだ!

rorrop gem shopping

こういった部屋の占有と奪還を繰り返しながら、プレイヤーはスコアを増加させていくわけである。
可愛らしい魔女と妖精の見た目に反してなかなかエグいシステムである。

マップエディット(あるいはMOD)のあるゲームにおいて課題となるのは、それをどうやって他人にプレイさせるかということである。
身内に配布するだけならともかく、多くの人にプレイさせようとすれば、何かしらの手段が必要になるからである。
その対策として、公式でアップローダを用意しているゲームもあれば、巨大なフォーラムが交流の場となっているゲームもあり、
大作として知られるマルチプレイヤー用のゲームでは、サーバーへのログイン時にマップを自動でダウンロードしてくれるものもある。

本作の、ゲームの進行にマップエディットの配布を組み込むという試みは、面白い。
ハードなユーザーからライトなユーザーまで、特別な意識を持たずにその中に参加できるからだ。

rorrop gem result

ただ残念なことに、現在時点(2012/09/01)ではプレイヤーの総数が少ないため、このシステムはうまく働いていない。
いや、本当のところを言えば、私自身も、これらの流れがどういう風に機能するのかを確認できておらず、その良し悪しも全く分かっていない。
(サーバーの設置したパズルもあるので、プレイヤーがいなくてもゲームは問題なく遊べる。)

スマートフォンへの移植を前提としているためか、画面は縦長であり、その解像度はじゃっかん低い。
見づらいというほどではないが、少々細々としている。
しかしながら、移植の暁にはユーザーの数も増えるかもしれない。

ゲームシステムの面からも、いくつかの難点が感じられる。
まだゲームを良く遊べておらず、それを具体的に述べることができないので、これは次の機会に触れることにしよう。

何はともあれ、今度の発展を願いつつ、もう少し遊んでみようと考えている。


○公式サイト
Reve au Lait

コメントをどうぞ

入力されたメールアドレスは公開されません。