Simcity 2013-2031

先日発売されたシムシティの新作をやっていた。
このシリーズをプレイするのは、記憶が正しければ2000以来。

本作のプレイにはインターネット接続が必須。
おかげで発売当日にはすさまじい負荷がサーバーにかかり、セーブデータは巻き戻るわ、サーバーは落ちまくるわ、コミュニティが荒れるわと散々な自体であった。
Ultima Onlineの全盛期を髣髴とさせるgdgdである。恐らくはEAなりのリスペクトなのだろう。

simcity 2013

本作の売りは住民の生活が細かく表現されていること。
一人ひとりの住民がきちんと表示され、各々が通勤したり、車に乗ったり、買い物をしたり、警察に捕まったりしている。
これらが一体となって生き生きとした街の喧騒が作り出されている。美しい!

ただ、細かな表現が多くなっただけに、「なんでこの電車は同じところばかり回ってるんだろう」とか、「なぜこの人は毎日仕事場を変えるのか」などのゲーム的な理由によって生じている矛盾が目に付いたり、「交差点に一時停止標識が置けたらな」とか「車両進入禁止に出来たら・・・」とか、出来ないことに対して不満を感じるようになった。
一見するとリアルに見えるだけに、残りのリアルじゃない部分に意識が向いてしまうのである。
最初のシムシティなんかだと、システムもグラフィックも限界まで抽象化されていたので、逆にリアルに思えたのだけど。
例えるなら、リアル志向なグラフィックのRPGを遊んだ際に、小さな柵や僅かな段差に引っかかって、現実へと引き戻されてしまう現象である。

Economy関連も少し様変わりした。
Acidic gasesによる公害にくわえて、家庭ゴミの
は棄物の管理や資源の枯渇なども悩みの種となった。
くらしを良くしようとして新たな施設を設置すると、新しい問題が発生する。
そう上手くはいかないものである

旧作から最も変化したのはマップ関連。
本作では、EAのサーバー上に存在する州(対戦ゲームでいう部屋のようなもの)に接続し、その中にある地域をマップとしてプレイする仕組みになっている。
州の空き地域には他のプレイヤーも都市を作ることができ、お互いで水や電力などを取引できる。
また、何もしなくても人口が流出したり、他の町から発生した公害がやってきたりといった風に相互に影響し合っている。
この緩やかなマルチプレイヤーは良くできていると思っている。

現在は友人10人ほどで同じ州に集まってプレイしている。
ゴミを押し付けたり、水を買ったり、犯罪者を輸出したり、間の道路で大渋滞が起こったりと、なかなか騒々しく楽しい。

ただ、交通関連に不具合があるらしく、バスが同じ場所で10時間(ゲーム内時間で)スタックしていたり、原因の分からない渋滞がマップの端から端まで続いたりする。
交通が重要なのはこれまでのシリーズと同様だが、現状これに対処するのはあまりに面倒くさい。

また、サーバーの負荷を軽減するという理由で、インターネット関連の要素の一部が停止させられているのも痛い。
従来のシムシティに比べると、マップが狭く、地形のパターンも限られているので、このままでは早く飽きが来てしまうかもしれない。
それを打開するためにも、停止している要素を早く解放して欲しいところ。

買うか迷っている人に対しては、発売直後のお祭りや試行錯誤を楽しみたいという人以外にはお勧めできないと言わざるを得ない。
サーバーの問題は随分緩和されたが、その他の不具合も山積み状態である。
(面白いことは面白い、だが6000円という価格とこれらの障害を考えるとこう言わざるを得ない。)
何にせよ、しばらく様子を見たほうがいい。(このブログはこればっかだな!)

2コメント

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  1. 4月に Distant Worlds の拡張版 Shadows が発売ですね。
    他にも X Rebirth や Dwarf Fortress系の Towns や Gnomoria 、StarDrive や Starfarer やStar Lords とストラテジー、シミュレーション、宇宙系がざっくり多そうで楽しめそうです。

  2. 仰られるとおり、今年はここ5~6年の中でも稀に見る豊穣になりそうで、どう予定を組んでも時間が不足するに違いありません!

    TownsとGnomoriaは今知りました。
    一人称視点のゲームよりも、こういった神の視点から生活を作り出すゲームは大好きだったので、触れたらはまりそうです。(ポピュラスとかテーマパークとか好きでした)
    情報ありがとうございます!

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