Zeiva Inc新作: Voices from the Sea がKickstarterに

sen02

Zeiva Incが現在制作している新作ゲーム”Voices from the Sea“の開発資金の募集がKickstarterで始まりました。

Zeiva Incは2001年から活動を続けている、日本風のアニメ/ゲーム/漫画風のアドベンチャーゲームを作り続けているデベロッパーです。
メンバーはMirageさんとNitarouさんの二人だけですが、両者ともイラストを描かれる人で、ゲームのグラフィックはほぼこの二人によって描かれています。

当初Zeivaは、”Genetic Glow“や”Imaginary Realm“といったフリーゲームを中心に作っていましたが、
2010年に公開したOther Age:Second Encounter(OASE)を境に、有償ゲームの制作を試みるようになりました。

OASEは労力と時間が贅沢に注がれた力作でしたが、様々な事情により失敗しました。
しかし、続いて発表されたX-Note(2011)はまずまずの人気作となり、そのシステムやシナリオのレベルは、Train of Afterlife(2012)、Area-X(2013)を経て、徐々に高まってきました。

voices from the sea on kickstarter

そして2014年、この新作”Voices From The Sea“が姿を見せました。
ジャンルはデートシミュでもなく、ダンスゲームでもなく、乙女ゲームでもなく、”Slice of Life“。
ヒロインはターコイズ色の髪が目立つ、これまでのZeivaゲームには見られなかった幼い風情の少女。
わざわざKickstarterに登録したことも配慮すると、本作はかなりの挑戦作となるのではないかと思います。

ゲームの内容についてはまだあまり分かっていないので、ここでは、「Zeivaのことはよく分からないけど投資してみたい!」と考えている方に向けて、注意すべき点を三つ挙げておきましょう。

一つ目は、Zeivaが作ってきたゲームはすべてFlash製だったし、たぶんは今回もそうなるであろうということです。
ADVやノベルゲーム専用のエンジンを使うのに比べ、既読スキップやバックログといった機能を追加するのはやや難しいと聞くので、高水準のシステムは期待してはいけません。
最新作であるArea-Xの体験版に触れてみれば、Voices from The Seaのシステムがどんなものになるか予想できるはずです。

二つ目は、Zeivaはインディーゲームデベロッパーを名乗っているものの、決して巨大なデベロッパーではないということです。

最も肝心なのが三つ目で、これは投資を考えているのであれば決して見逃してはならない一点でしょう。
それはこのプロジェクトが成功した場合、本作はフリーウェアとして公開される予定だということです。
安く購入することを目的に投資する意味はないということです。
もちろん、投資することで得られる特典もいくつか予定されていますが、
今回のプロジェクトは、あくまでもZeiva Incに対する支援を前提として考えたほうがいいでしょう。

最後に、私がこのような説明を書いた理由について少し述べておきます。
今日、KickStarterというと「○○○○が*****ドル集めた!」というようなセンセーショナルな見出しと共に語られることがしばしばあります。

私はその様子を見ていて、「もしかするとKickstarterのゲームプロジェクトに対して大きすぎる希望を抱いてしまう人がいるのではないか」と不安になりました。
それで、このプロジェクトのことを宣伝するにしても、Zeivaとはなにか、投資するならなにを考慮したほうがいいのか、という説明を添えなければならないなと考えたのです。

この記事が皆様にとって参考になれば幸いに思います。
投資という性質上、この記事はできるだけ公平に、また控えめに書きましたが、本当は舞い上がるほどに楽しみなのです。


○外部リンク
Voices from the sea Kickstarterページ


ところで、次の画像を見てください。

voices from the sea maris

うん、これは今すぐ投資するしかないですね。

コメントをどうぞ

入力されたメールアドレスは公開されません。