Immortal Defense 正誤表

少しずつ書き加えていきます。

追記:正誤表と補足を同じ記事に書くと乱雑になるので、この記事には正誤表だけを書くことにし、補足については今後別途記事を設けることにしました。

●3面

原文:Or rather, I am a part of your will used to assist you in path defense.
誤:別の言い方をしますと、私はあなたの意志の一面が具体化したもので、パスディフェンスを助ける存在です。
正:言い換えれば、私はあなたの意志の一面が具体化して、パスを守るための武器となったものです。

●4面

原文:The Bavakh are threatening a jump gate two systems away from Dukis.
誤:バヴァクがデュキスから二つ隣の星系にあるジャンプゲートを脅かしている。
正:バヴァクがデュキスの二つ隣の星系にあるジャンプゲートを脅かしている。

●5面

原文:Fear can only get you so far–and that’s where I–the Courage Point–come in!
誤:これまでお前には恐怖しかなかった。 だがここでわしが――カレッジポイントが参上だ!
正:ここに来て以来、お前はただ恐怖心に突き動かされて戦っていた。 しかしこのわしが――カレッジポイント(勇気の意志)が現れたということは、お前の中に勇気が芽生えたということだ。これからはわしがお前を支えてやろう!

“Fear can only get you so far–and that’s where I–the Courage Point–come in!”という文は、表面的にはこれまで主人公(プレイヤー)がこれまで使えたポイント(砲台)はフィアーだけだったが、これからはカレッジポイントも使えるぞという意味しかないように見えますが、実はなかなか複雑です。

そもそもフィアーポイントしか使えなかったというのはどういうことなのでしょうか。説明書によれば、ポイントは主人公の意志から生じるものです。そうであればフィアーポイント(恐怖の意志)しか使えなかったということは、主人公の心は恐怖だけに支配されていたということです。恐らくはパススペースという摩訶不思議な次元に来たことによる戸惑いや不安から生じたものでしょう。誰しも新しい環境に引越した直後は不安になるものです。

しかしこの面以降、主人公はカレッジポイント(勇気の意志)を使えるようになります。勇気が出てきたということは恐怖が薄れたということです。仲間と一緒に何度か戦いを経験したことでパススペースに慣れてきたのかもしれません。つまり、この文章は新しい武器が増えたことを説明すると同時に、ここに至るまでの主人公の心理状態を読み手に伝えているのです。

●7面

原文:my ears among the worlds tell me…
誤:銀河のあちこちに散らばる私の耳が…
正:銀河に散在する私の耳が…

「散らばる」だとまるでバラバラになった耳の欠片が銀河に散っているようにも読めるので、散在としました。なおこの「耳」は本物の耳ではなく、アーアに情報を送る通信施設や情報提供者を指しているのだと解釈しています。

原文:Keep out of my way and use what you know–or perhaps you won’t have a home to return to at all!
誤:私にちょっかいは出さず、自分にできることをしておけ――さもないと、帰る星がなくなってしまうぞ!
正:私の邪魔はせずに、自分にできることに専念しておけ――さもないと、帰る星がなくなってしまうぞ!

●15面

原文:It has been three years, newcomer. You aren’t a newcomer any more, are you? You are ready to stand at the side of the great Aa!
誤:君が来てから三年か、新入り。 もう新入りは卒業だな。 ではこれから始まる戦いでは、君にアーアの背中を守ってもらうことにしよう!
正:君が来てから三年か、新入り。 いや、もう新入りではないな。 今の君なら、アーアの片腕にしてやってもいいくらいだ!

●17面

原文:What is wrong with you? Why have you not responded to my messages these past twenty years?
誤:どうしたというんだ? なぜ二十年間も私のメッセージに答えなかった?
正:いったいなにがあったのだ。 なぜ私の呼びかけに二十年間も答えなかった?

“Messages”をわざわざ「メッセージ」とカタカナにする必要はありません。ただしパスディフェンダー同士がどのような方法で意志の疎通をしているのかは明らかでないので、呼びかけという訳が正しいかどうかも分かりません。

●22面

原文:I would love to go to the frozen lakes with you, father, when you return.
誤:ここに帰ってきたら、私をフローズンレイクに連れて行ってくれませんか。
正:帰ってきたら、フローズンレイクに連れて行ってくれませんか。

文面だけを解釈して訳せば「お父さんと一緒にフローズンレイクへ行ってみたいわ」となり、拙訳よりも前向きな言葉になるのですが、娘がそれほど父親に心を開いているように思えなかったので、以上のように訳しました。

●31面

原文:Up to this time, reason alone has guided you. But I am something beyond reason–I am your next evolution–
誤:今日までお前は理性に導かれてきた。 でも、僕は理性を超えるもの――次の変化の予兆――
正:これまでお前は理性だけを頼りに生きてきた。 でも、僕は理性を超えるもの――次の変化の予兆――

「理性」が何かを導くという言い回しは日本語では不自然なので、以上のように変更しました。

●レベル開始時にアーアが発する台詞

原文:There’s no rain here, and no snow.
誤:雨や降らず 雪や降らず。
正:雨も雪も、ここには降らない。

「雨や降らず 雪や降らず」という訳文には間違いが二つあります。

第一に係助詞「や」を使っているのに連体ではなく「ず」で終わらせていまるので、日本語文法として失格です。

第二に、そもそも”There’s no rain here, and no snow.”の訳として不適切です。訳者は”There’s no rain here, and no snow.”という文を、何もないパススペースで何百年も戦い続けたアーアが苦しみや虚しさに耐えかねて出したものだと解釈しています。「天気が変わることなど普通のことだと思っていたのに、ここでは雨や雪が降るところすら見られない。なんて嫌らしい場所なんだ」と言い換えることもできます。それなのに元の訳文では、仮に「雨や降らざる、雪や降らざる」と直したとしても、雨は降るのか、雪は降るのかという疑問または問いかけの文となってしまいます。どちらにせよ原文の意味には似つかわしくありません。

●ポイント名(戦闘画面)
原文:Strategist Point
誤:ストラテジーポイント
正:ストラテジストポイント

●敵名(戦闘画面)
原文:X Centripetal
誤:セントリペタル
正:エクス・セントリペタル

原文:O Centrifugal
誤:セントリフュガル
正:オー・セントリフューガル

以上の三つは事情により誤訳になってしまった文です。

翻訳の確認に使った旧バージョンでは、文字のサイズが最新バージョンよりも大きかったため、敵やポイントの名前を10文字以上にすると表示欄から飛び出してしまいました。そこで仕方が無く文字数を抑えるために以上のような名前に変更したのです。ところがリリース直前のアップデートで文字か小さくなり、10文字以上の単語も欄に収まるようになったので、今では単なる誤訳になってしまいました。いずれ修正します。

●第6章最終面とヘルスペース最終面のメッセージ
正しく訳すと、文章が画面からはみ出して読めなくなってしまうため、原文の意味を少し省略して訳しました。

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