不死を求めて50戦 Magi 紹介と感想

Magi title

魔法使い!
訳の分からない神秘的な呪文の詠唱!カルトな巧みな秘薬の調合!趣味の悪い気品漂う衣装!ネジが外れた世間離れした知能!
うーん、俺も30歳になったらなれるだろうか?(迫真)

今回紹介するのはそんな(?)魔法使いの決闘を描いた”Magi”だ。
ポーランドのデベロッパー”Moacube”の処女作である。

書き方がなれなれしいって?
いつもの文章は自分で読んでて怖かったからね。もっと温く書こうと思って練習を。
いや、どうでもいい話だった・・・

・ストーリー

Magi OP

魔道士・・・
その者の意思は理を捻じ曲げ、その者の知恵はあらゆる謎を解き明かす。
彼らに勝るものは無し・・・「死」を除いては。

死神は遅かれ早かれやってくる。
相手が誰であろうと、容赦なく仕事をやり遂げる。

だが、ここにそれを認めようとしない魔法使いたちがいる。
果たして彼/彼女は命の運命を変えられるのだろうか?

・システム紹介

やることはただ一つ。同じく不死を目指す魔法使いたちとの一対一の決闘である。
ルールは単純明快。向かい合って魔法を撃ち合い、最後まで立っていたものが勝者である。
魔法使いって気高いイメージがあるけど、なんかバトルものの少年漫画みたいだな!

Magi duel

決闘はリアルタイムのコマンドバトル。

使える魔法は大きく4つに分類される。
敵を攻撃する赤魔法、身を守る青魔法、使い魔を召喚する緑魔法、敵の行動を妨害する灰魔法だ。

魔法を唱える前には、各色の属性を開放しなければならない。
この開放数が増えるにつれて強い魔法が使えるようになるほか、魔法の威力も上がるからだ。

しかし、開放すれば開放するほど必要な時間も増えてしまう上に、すべての魔法を覚えることはできないので、
明確な戦術を決めて戦っていかなければ、戦いに勝つことはできない。

魔法の種類は7*4の28種類とそう多くはないかわりに、どれも明確な役割を持っている。

たとえば赤属性5つで使えるドゥームボルトの威力は凄まじい。
でも属性を5つも開放するのは大変だし、魔法自体の詠唱も長い。

使い魔相手なら赤属性2のアンサモンの方が効くし、防御魔法に対しては属性3のファイアボールの方が効果的。
弱い使い魔を掃除したい時は詠唱が短い赤属性1のマジックミサイルの方が有利。

キャラクターが違っても使える魔法は同じ。
敵をやり込めるかどうかはプレイヤーの判断と作戦にかかっている。
敵のAIはかなり賢く、容易には勝てない。

しかしながら、各キャラクターは固有の特殊能力を3つ持っている。
これは詠唱無しで発動できる上に、その威力はゲームをひっくり返すほど。
普通の魔法を組み合わせることでとんでもない必殺技になる。

特殊能力は一回の決闘につきそれぞれ一度しか使えない。
即効で使って相手を追い詰めるか、それとも相手が使い切るまで取っておくか。
いずれにせよ、作戦が失敗は敗北に直結してしまう。

magi level up

決闘が終わると、まずは戦績に応じて経験値が入手できる。
これによって新たな魔法を得たり、パラメーターを成長させたり出来る。

そして年月が経過するっ!これは超重要。
一定の年月が経つと・・・死神が現れてしまうからだ。
こいつを打ち勝てればゲームクリアだが、負ければ全て終わりだ。

敗北すると負傷によって活動不能になってしまい、年月が通常より多く流れてしまう。
負けないように戦い、どうしても勝てそうになければ棄権し、(少し年月は過ぎるが、戦って負けるよりはマシだ)
効率よく経験値を稼いでおかなくては死神には勝てない。

(ちなみにこれは通常モードの話。
 決闘が終わっても体力が回復しない上に、普通の魔道士に負けてもゲームオーバーになるモードもある。)

偉大なる賢者さえ寿命からは逃れられない。
それでも逆らおうというのなら・・・

・感想

使い魔が防御魔法を打ち砕いた直後に毒を撃ちこむ。
敵が強力な魔法を唱えている隙に詠唱を妨害し、呪いで動きを封じる。
そして体制を整える前に特殊能力コンボで勝利。

作戦がうまくいった時は頭の中で大歓声。
ふふふ、我こそが全能なる魔道士なり・・・!

カードゲームのようであり、格闘ゲームのようであり、RPGのようであり・・・
うーん、一番近いのはUltima Onlineってオンラインゲームのメイジ対メイジの対人戦かもしれない。
(対人はほとんどやらなかったけど)

ちなみにこのゲーム、Demo版をプレイしたのは約一年前。
その時も面白いと思ったんだけど、対人戦無し、魔法合計28種類ってことですぐ飽きそうに思えて回避してしまった。
相手は所詮CPUで1v1の繰り返し、簡単にマスターできるだろうと。

でもそれは間違いだった。
勝てん、全然勝てない。一番簡単なモードなのに・・・

一瞬の判断、一つのミスが終わりに直結する。
20分にわたる持久戦の末に敗北した時なんか本当に悔しかった。

例:

敵の体力をほとんど削れた!
しかし急ぎすぎたせいで属性の開放数では差を付けられてしまった。

上位の使い魔を召喚しようとする敵。
アンサモンで迎撃を試みる・・・が敵の特殊能力でパラメーターが下がってしまった。
これでは詠唱が間に合わない。こっちもカウンターとして特殊能力を繰り出す。

敵の詠唱は取り消された。
ではファイアボールでシールドを打ち壊して呪いで動きを封じよう。
・・・と考えているうちにこちらが睡眠魔法で眠らされてしまった!そうか、青魔法で抵抗を強化すべきだったか。

え、ちょっと待ってくれ。
ボイドエレメンタルとか召喚しないでくださいよ。
せめてあと3秒・・・あああ

:例終わり

・・・なかなか熱いゲームです。
全能なる魔道士・・・

ただ、これは黙々と決闘だけを繰り返すゲームである。
確かに短い時間の中に決闘っぽさが凝縮されたゲームなのだが、1ゲーム最大50試合もの決闘を繰り返すことになるので、途中で眠くなることもあった。(中断は可能。)
特に魔法が少ない序盤は作業的である。

試合の合間に何かイベントでもあればメリハリが効いたようにも思えるが・・・
余計な要素がないおかげで気軽に遊べるようになっているという点も否定できないので、どちらがいいのかは分からない。

あと、AIがよく出来ているとはいえ、やっぱり対人戦を遊んでみたい。
しかし、(失礼ながら)プレイヤーがいなさそうなゲームなので、そこに力を注がなかったのは正解かもしれない。
(フォーラムにおいても作業時間が足りないとの呟きがあった)

・最後に

息をつく暇もない一進一退の攻防戦はまさしく真剣勝負。
魔法に憧れているか?何の邪魔も入らない決闘を望んでいるか?
ならば是非とも試してみてほしい!

でも、連続して遊ぶと飽きてしまうので
一度にしっかりとゲームをプレイしたい人よりも毎日少しずつゲームしたい人におすすめです。

現在、このゲームはセールにより約$6で購入可能。
(他にも新作が一本付いてくる$25版、今後のゲームが貰える$50版があり。最近こういうの多いな)


・外部リンク
○公式サイト
(以前はもっと詳しい紹介があったのですが、サイトのリニューアルでなくなってしまいました)
○関連記事
Fatal Hearts感想

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