分子が煌くとき! ばいおるる弐の紹介と感想

化学は好きですか。
かがく、化け学、ケミストリー・・・

もう忘れてしまったことも多いけど、
これを習っていらい、身の回りが違って見えるようになった気がするよ。
いや、自分を取り囲むものを知ることは、きっと誰もとっても楽しいことに違いない。

ばいおるる弐 タイトル

今回のゲームは、化学的な働きを取り入れたアクションパズル
“ばいおるる弐”について紹介しつつ、色々と書いていく。
平賀源内が娘、天才科学者おるるの活躍、こうご期待!

(※弐とあるように、本作は”天才科学者ばいおるる”というゲームの続編です。
しかしながら、前作についてはこのブログで触れていないし、おおむねのシステムは共通しているので
違いは書かずに単体としての感想と紹介を書いていきます。)

ゲームが始まると、マップに配置された獣の像から、赤やら緑やらの色が付いた不思議な粒”エレメント”が湧き出てくる。
これをどこかにある同じ色のビーカーに入れる。これがゲームの基本だ。

エレメントは重力やマップのオブジェクトに影響されて勝手に動く。
プレイヤーは壁や床を作ってその動きを制限したり、羽箒のようなものでエレメントをはたくことができるので、
これらを利用してエレメントを導かなくてはならない。
ばいおるる弐 ゲーム内

一見するとただの弾ころがしのようだが、実際のゲームはもっとややこしい。
なぜなら、エレメントは色によってその性質がことなるからだ。

たとえばあずき色のエレメントはずしんと重く、磁石やコイルのオブジェクトに引き寄せられる性質を持っている。
反対に海色のエレメントは軽やかで、ヘリウム入りの風船のような振る舞いをする。
加えて、特定の色のエレメント同士は接触することで反応し、別なエレメントを生み出しさえする。

そう、この働き、仕組みは現実の化学を抽象化したようなもの。
いや、仕組みだけじゃない。
性質がそうである以上、ゲームの解き方自体も実際の実験に近くなるのだ。

エレメントを厳密な数だけ作らなくてはならないときは、壁で作った入れ物に、反応しすぎないよう慎重にエレメントを注ぎ、
混ざりきってしまったエレメントを分けるために、比重の働きを使い、
ある色のエレメントを手に入れるために、反応と分離を何度も試行したり。

うーん、高校時代の化学実験を思い出しそうだ!

ばいおるる弐 エレメント説明

○砂場のようなパズル

さて、このゲーム、見た目に反してそう難しくない。
マップが簡単なのではない。
なんせプレイヤーは好きなだけ壁や床を配置できるのだ!
その気になればマップの構造を強引に作り変えてクリアすることもできてしまう。

しかしこれは欠点ではないと私は思う。
確かに設置できる壁の数に制限があったりしたら歯応えは増すかもしれない。
けれどもそうすると、ちょっと窮屈になって、化学風の挙動を楽しむ余裕はなくなってしまうんじゃないだろうか。

どうすれば解けるかではなく、どうやって解くか、なにを作るか。
砂場のようなゲームだ、遊んでいるうちにそう思ったのだ。

○最後に

感心したくなるような驚きをもちつつ、しっかりとした柱を持っている。
エレメント同士の関係と作用は非常に興味深く、それぞれをただ眺めているだけでも面白い。

大雑把にクリアできる点は好みが分かれるところかもしれないが、
お絵かきのような感覚で遊ぶことができるので、
堅苦しいパズルゲームが苦手な人でも親しみやすいはずだ。

そしてもちろん、化学が好きな人、好きだった人、興味がある人にとって
興味をそそられる内容であることは間違いない。
忘れていた想像力を刺激してくれる、すばらしいゲームだ。


○外部リンク
公式サイト
○関連記事
感想:僕は森世界の神になる
撃っての壊しての Arkcell 感想と紹介


追記:
このゲームにはマップエディタが内臓されており、好き勝手に自分のマップを作ることができます。
・・・ということで作ってみました。4マップだけですが良かったらどうぞ!
(twitterやマップ交換所で公開したものと同じです)

http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/272218

作ってみて分かったのですが、マップを作るのはひどく難しいですね。
行動を制限しようとしても何処かに突破口が残ってしまうので、どうすればいいものかと。

コメントをどうぞ

入力されたメールアドレスは公開されません。