ふわぷちぷらす感想(固めて投げて)

落ちものパズルで連鎖できたとき、アクションでマップをクリアできたとき、
シューティングでスコアを更新できたとき・・・

計画がうまくいったときは、ゲームの中でも嬉しくなるよね。
障害が大きくてなうまく行かなかったときなんか、他人に見せられないくらいに!

ふわぷちプラス OP

このふわぷちプラスでも、そんな喜びが存分に得られたように思う。

○ゲーム紹介

本作は、アクションパズルシューティング(ふりーむより)という、なんだかすごいジャンルを名乗っている

ゲームが始まると、画面の下から敵である灰色のクモが昇ってくる。

クモと同じように、画面の上からは様々な色の玉-イロダマが-降ってくる。
プレイヤーはこのイロダマをマウスポインターへとひきよせる力を持っており、
また、イロダマをくっ付けることでヒカリダマという攻撃弾を作ることができる。

ふわぷちプラス ゲーム

ただし、攻撃弾は同じ色同士のイロダマをくっ付けることでしか作れない。
異なる色同士のイロダマが接触させると、双方が消滅してしまう。

同じ色のイロダマを他のイロダマと混ざらないようにうまく集めてヒカリダマを作り、クモにぶつけて倒す。
これがゲームの流れだ。

これだけ書くと簡単そうに聞こえるかもしれない。けれどもそうでもない。
迫りくる敵の数は相当に多く、なにも考えずに遊んでいてはすぐにゲームオーバーになってしまう。

敵を効率よく倒すには、二種類の攻撃弾-ヒカリダマ-を使い分ける必要がある。

イロダマをくっ付けるさい、4つのイロダマをくっ付けると、風船のようにふわふわと落ちていく大きなヒカリダマが、
3つのイロダマをくっ付けると、動きは重いが安定した軌道で落下していくヒカリダマができる。

落下速度が遅い大きなイロダマは広範囲の敵を攻撃するのに向いているが、
動きを予測しづらく、敵をピンポイントで狙うことは難しい。
また、様々な色のイロダマが降り注ぐ中、4つのイロダマをうまく合体させるのは困難だ。

一方、小さなイロダマは、当たり判定が小さいため、一度に倒せる敵の量は大きなイロダマに劣る。
しかし、弾道は安定しているため、ある1つの敵を撃つのに適している。
たとえば、敵が直線状に並んでいる時などには抜群の力を発揮してくれる。

この弾の使い分けはゲームの一番面白いところだ。
イロダマを4つ集めて大きな弾を作るべきか、3つで小さな弾を作ってすぐに撃ち出すべきか・・・

これに加えて、「まれに倒すとすべてのクモが消滅するクモが出現する」という一発逆転システムが
全体のスパイスになっていて、最後の瞬間までゲームに熱中させてくれる。

敵が押し迫る中、必死に考えた判断で危機を乗り越えられたときは力が抜けるほど気持ちがいい。
特に、ボス戦なんかでは。

○ボス

ふわぷちプラス ボス

そう、ボス戦!
ゲームの進行に応じてボスが現れ、様々な攻撃技をプレイヤーにしかけてくる。

クモと同じく、彼らの攻撃はヒカリダマで打ち消せる。
けれども、その動きはクモと比較にならないほど巧妙だ。

高速弾、ばら撒き、散弾。
彼らの攻撃はシューティングゲームのボスのようでもある。

敵の攻撃を先読みし、適切にヒカリダマを繰り出さなければすぐに追い詰められてしまう。
私は初見ではとても勝利することができず、何度か敗北して対処方法を学ばねばならなかった。

油断してはいけない。彼らは本当に強い!

○ストーリー

ふわぷちプラス ストーリー

ストーリーは、ボスの台詞によって語られる。
彼らの話は要領を得ず、舞台背景もはっきりと明かされないため、
当初は私は彼らがなにを話しているのか理解できなかった。

しかし、先に進むにつれて、それが決して明るいとはいえない話であることが分かった。
特に、最後の敵から明かされる真実は重く、少し物悲しくなってしまった。
絶望的・・・とまではいかないが、しんみりとする内容である。

○まとめ

パズルともアクションとも言い切れない独特のゲーム。
けれども、その内容はきれいに固まっている。
左クリックだけで遊べる楽チンな操作性ながらも、その内容は濃い。

ただ、ヒカリダマをうまく扱えるまでには結構な慣れが必要なため、面白さを感じられるまでには若干の山が存在する。
ボスの攻撃や敵の出現も、ある程度のパターンを覚えられるまでは対処が難しいものが多い。

しかし、その先にある面白さは大きい。
山を越えるまで辛抱する価値はある。

色々な楽しみが詰まったゲームだった。
アクションパズルシューティングの名が確かに似合う気がする。


○外部リンク
ゲーム制作表舞台
ゲームせーさく表ぶたい

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